名古屋市 50代女性 肩の痛み 腕が上がらない、上げづらい,,, そんな方に原因を徹底解説!!
こんにちは、ARCH Village の遠藤佑弥です。
私は、静岡県、愛知県、沖縄県を中心に店舗を展開するアーチフィジカルケアグループのARCH Village に務めており、アスレティックトレーナーの資格を持っています。
アスレティックトレーナーとは、主に日常生活の質向上、怪我のリハビリ、パフォーマンスアップなど、運動指導を得意とするスポーツトレーナーの資格の 1 つです。
ARCH Villageでは、
お身体の不安や痛みをお持ちの方はもちろん、パフォーマンスアップなど目標に向かって頑張っている方のトレーニング指導をさせていただいています。
また、高校生の男子サッカー部にトレーナー帯同しております。
今回は「肩の痛み」についてお話していきたいと思います。
つい最近まで肩が痛くなかったのに急に痛みが出た。
気づいたら肩が痛い。
肩の痛みがなかなか治らない、治ったと思ったらまた痛くなった。
その中でも、痛みの症状は様々で
「洗濯物を干すときに痛い」、「電車のつり革を持つときに痛い」、「髪の毛を洗うときに痛い」、「洋服を着るときに痛い」など、、、
他にも「腕を前から上げると痛くないけど、横から上げると痛みがある」
「歳のせいだからしょうがない」、「いつか治る」と思っている方は少なからずいると思います。
しかし、
その痛みを放置してしまうと痛みが強くなる恐れや治りに時間がかかってしまうかもしれません!
肩の痛みの中でも、「腕を横から上げると肩が痛い」原因を説明していきたいと思います。
まず肩関節の構造から説明していきます。
画像:プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論/運動器系 第2版より引用
上記の写真のように
肩関節は、上腕骨(太ももの骨=ボール)と肩甲骨関節窩(=受け皿)が組み合わさって構成されています。
また、多くの靱帯や筋肉によって支えられています。
なので、
筋肉や腱、靱帯などが何らかの原因で炎症を起こして痛みを出していることが多いです。
ではここから本題のお話をしていきます。
なぜ、腕を横から上げるときに痛みが出でしまうのか、、、
それは、「肩関節の動き(転がりとすべり)が正しく動いていないから」です。
画像:筋骨格系のキネシオロジーより引用
上記の写真のように腕を横から上げるときに、上腕骨頭(上腕骨の丸い部分)は上方に転びながら、下方に滑る動きをします。
この下方に滑るという動きが特に重要になります。
以下の写真のように、下に滑る動きがないと上腕骨頭(上腕骨の丸い部分)は肩甲骨の肩峰(けんぽう)という部分にぶつかってしまいます。
画像:筋骨格系のキネシオロジーより引用
ぶつかってしまうとその周辺にある筋肉や靱帯、肩峰下滑液包(けんぽうかかつえきほう)などが挟まってしまい炎症を起こし痛みに繋がってしまうと考えます。
※肩峰下滑液包とは肩を動かす際に筋肉や靱帯と骨が擦れないようにしたり、衝撃を吸収してくれるクッションの役割してくれる組織のこと
では、ここからは肩の動き(転がりとすべり)が正しく動かない理由をお伝えします。
結論から言いますと「筋肉や靱帯が硬くなっている」からです。
ただ、やみくもに肩周りの筋肉をほぐじたりストレッチしてもなかなか治らないこともあります。
正しく、どの筋肉が原因で肩の痛みを出しているか、肩の動きが悪くなってしまっているか、把握することが大切です。
その筋肉や靱帯とは、
肩関節の下方に付着している筋肉(前鋸筋、肩甲下筋、大円筋、小円筋など)、下関節上腕靱帯が痛みの原因を出していると考えます。
・肩関節周囲の筋肉
・下関節上腕靱帯
これらの筋肉や靱帯は上腕骨頭の下方に付着しています。
硬くなってしまうと、肩の動きの中にある「下方に滑る」という動きがしづらくなってしまいます。
この動きができないと、先ほど説明したように肩周りの筋肉や肩峰下滑液包を挟み込んでしまい、痛みに繋がってしまうと考えます。
なので、肩関節の下方に付着している筋肉(前鋸筋、肩甲下筋、大円筋、小円筋など)や下関節上腕靱帯にアプローチすることは非常に大切です。
今回は「腕を横から上げた時の肩の痛み」についてお話していきました。
冒頭にも言いましたが肩関節の痛みの症状は様々あります。
痛みがあるということは原因は必ずあります。
根本となる原因を解決しないと、痛みがなかなか引かなかったり、痛みを繰り返してしまいます。
肩の痛みでお悩みの方は一度是非ご相談ください!
肩以外でも膝痛、股関節痛、腰痛など痛みのある方やスポーツのパフォーマンスアップしたいも是非ご相談下さい!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ARCH Village
名古屋市名東区宝ケ丘285 藤が丘スカイマンション1階
℡ 052-773-2990
アスレティックトレーナー 遠藤佑弥