浜松市にお住まいの60代女性 歩き始めで股関節の付け根が痛いあなたに必見!!

こんにちは、Athlete Village浜松の椋本です。

私は、静岡県、愛知県、沖縄県を中心に店舗を展開するアーチフィジカルケアグループのAthlete Village浜松に務めております。

私は、アスレティックトレーナーの資格を持っています。

アスレティックトレーナーとは、主に日常生活の質の向上、怪我のリハビリなどの運動指導を得意とするスポーツトレーナーの資格の1つです。

Athlete Village浜松では、動作分析やリハビリ、パフォーマンスアップトレーニングの指導を行っています。

 

今回、皆さんにお話ししたいのは「歩き始めで股関節の付け根に痛みがある方」にその原因と改善方法をお伝えします!

 

股関節の痛みには色々な原因があります。

今回は姿勢からくる股関節の痛みについてご説明いたします!

そして、その改善方法を2つお伝えするので是非、実践してみてください!!

姿勢以外の原因が気になる方はこちらをクリック

膝に痛みがある方はこちらをクリック

 

 

まずは、どういう姿勢で股関節の付け根に痛みが出るのかを解説していきます。

普段、立っている姿勢が関係してきます。この2枚の写真を見比べてください。

どちらの方がいい姿勢だと思いますか?

答えは簡単ですよね!Aの写真がいい姿勢です!

 

でも、あなたの姿勢はBのようになっている可能性が高いです。

写真は分かりやすく、大げさにやっていますが、これに近い姿勢になっている方は

股関節の痛みが出やすいです!

 

どういう姿勢か細かく見ていきましょう。

まず、頭の位置です。顔が前に出ていますね。

そのまま、下を見ていくと胸の後ろ(胸椎)が丸まっているがわかります。

そして骨盤は後ろに倒れ、前へ移動しています。

 

いい姿勢の定義は

耳たぶ→肩→骨盤→膝→外くるぶしが一直線上にあるのが理想です。

 

悪い姿勢が、一直線になっていないことは一目瞭然です。

 

「骨盤が後ろへ倒れ、前へ移動している。」

これが一番の問題になってきます。

この骨盤の動きは、筋力を使わない楽な姿勢です。

ですが、これが原因で股関節の付け根の痛みが出ています。

 

 

この時、骨盤やその周りの筋肉がどうなっているのかを説明します。

骨盤が後ろに倒れている(骨盤後傾)のは股関節の付け根周囲につく筋肉を引き伸ばします。

どういうことかといいますと、

骨盤の正常な位置はこの角度です。

これに対して必要な長さの筋肉がついています。

ですが、骨盤が後ろに倒れることによって、筋肉はどうなると思いますか?

元の長さ以上の筋肉の長さが必要になります。

ですが、そんな筋肉の長さはないため、ギリギリまで筋肉を伸ばしていくしかありません。

筋肉は限界まで引き伸ばされて痛そうじゃありませんか?

更に、これに加えて「骨盤が前へ移動している」となると、より筋肉が引っ張られている想像ができるのではないですか?

この限界まで伸ばされた筋肉が痛みの原因になっています。

 

一方の筋肉が伸びすぎているということは、反対側は筋肉が縮こまっています。

この写真でイメージしやすいと思います。

筋肉は姿勢によって必要ないと思えば、筋肉の長さを短くします。

 

伸びすぎてしまった股関節の付け根の筋肉と

縮こまった太ももの後ろの筋肉がある限り痛みが出てしまします。

 

では、伸びてしまった筋肉と縮こまった筋肉はどうすればいいでしょうか?

それぞれ違う方法で、元の長さに戻してあげる必要があります。

 

伸ばされた筋肉は正しく伸び縮みするように、筋肉をほぐさないといけません。

そして、縮こまっている筋肉はしっかり伸ばせるように運動しなければいけません。

 

 

では、どのような運動をすべきかお伝えしていきます。

まず、股関節の付け根の伸びすぎてしまった筋肉はほぐして筋肉の本来の動きが出やすいようにします。

①股関節の付け根にボールを当てます。

②うつ伏せで寝転がります。

③頭の方向から足の方向へ動きます。

*ボールが当たって痛すぎる方は動かなくても大丈夫です。

 ボールを股関節の付け根の部分に押し当てるようにしてください。

*これを1分~2分行います。

*強さは痛気持ちいい強さで行います。

➤➤痛すぎると、筋肉がびっくりして力を抜けずに筋肉の硬さをほぐすことができません。

*写真では、大きなボールを使っていますが、

お家にあるソフトボールやテニスボール、野球ボールで代用して頂いて構いません。

 

次に、太ももの後ろを伸ばす運動です。

①椅子に浅く腰掛けます。

②手を伸ばして体重を前にかけます。

③お尻を持ち上げる

Point!太ももの前とおなかはくっつけたままお尻を持ち上げる

Point!背中が丸いとダメです。背中を平にするのがより太ももの後ろが伸びやすい姿勢になります。

 

椅子からお尻を持ち上げた時に太ももの後ろが伸びてくる感じ(ストレッチ感や痛気持ちいい感覚)があれば正解です。

これで、太ももの後ろの縮こまった筋肉を伸ばしてあげましょう。

*5秒キープを5セット~10セット行うようにしてください。

 

 

この2つで股関節の付け根にかかる負担を軽減することができます。

 

痛みがあり、日常生活や自分の趣味が楽しめないのであれば、

少しでも痛みを軽減するお手伝いをさせてください。

 

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