名古屋市名東区に住む股関節の前や後ろに痛みがあり日常生活に支障をきたす方へ

【股関節の前や後ろに痛みがあり日常生活に支障をきたす方】

               

股関節の痛み。

 

特に、50代以上の女性でこの悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。

 

例えば

・家族や友人に歩き方が変だと言われる

・20分以上歩くと股関節の前が痛くなる

・歩くことはできるけど休んで、歩いての繰り返し

・椅子から立ち上がる時の股関節のピリッとする痛み

・股関節の痛みで階段を上る時、手すりに手をつきながら上る

・お仕事中、昔より股関節の痛みがひどくなった

 

当施設に来ていただく方からはこのようなお話を聞くことが多いです。

 

将来このまま歩けなくなってしまうのではないか、

 

お仕事が出来なくなってしまうのではないか、

 

そういった、これからの不安を覚える方も多くいらっしゃいます。

 

そのような方々に向けて股関節の痛みの原因や改善方向をご紹介します。

 

整形や病院に行った時に年齢的な問題、「軟骨の減少」など

 

「股関節の痛み=老化現象」

 

などと言われることがあるのではないでしょうか?

 

原因は本当に老化だけでしょうか?

 

もちろん老化現象も痛みが出ている原因の一つとしてあると思います。

 

しかし、すべてがそれには当てはまらないと考えられます。

 

関節の極度の変形など手術でなければどうにもできないものもあれば、

 

筋肉の硬さで関節の動きを制限しているもの、筋力の低下で体を支えられないものなど、このようなことがあれば立っている時や歩いている時に痛みが出るのは当然です。

 

大切なのは原因を解決することです。

 

それではどのように解決したらいいのかご紹介していきます。

 

①股関節について

 

②股関節の痛みが出る原因

 

③改善方法

 

この順番でお話ししていきたいと思います。

 

変形性股関節症や股関節の痛みでお困りの方は是非今回の記事を参考にしてみて下さい。

 

①股関節について

 

そもそも股関節って正確にはどこだ?と思う方がいると思います。

 

股関節はこちらです。

               

骨盤に対して太ももの骨がはまっているのが股関節です。

 

この股関節は様々な役割をします。

 

・体重を支える

・自由に足を動かす

・上半身と下半身をつなぐ

 

これらの役割があることで私たちは座る、立つ、歩くなど日常生活を行うことが出来ます。

 

さらに、股関節には筋膜や筋肉、脂肪組織などがあります。

               

皮膚の下は筋肉だけでなく写真のように脂肪組織や筋膜などがあります。

 

筋膜は筋肉を包んでいる膜です。

 

パックの鶏肉を買った時に表面に中々切れない薄皮がありますよね。あれが筋膜のイメージです。

 

脂肪組織はそのままでお腹や腕についている脂肪と同じです。

 

通常、筋肉、筋膜、脂肪組織は動きが良く、関節を支えることや動かすことに非常に重要なものになります。

 

しかし、股関節に痛みが出る方はこれら組織が硬くなります。

 

そして、これが股関節の痛みの原因に繋がります。

 

②股関節に痛みが出る原因

 

①で筋肉、筋膜、脂肪組織が硬くなると痛みの原因に繋がるとお伝えしました。

 

では、なぜ硬くなるのか?

 

それは、姿勢によるものが大きいです

 

写真を見て下さい

                

右の写真は一般的に良い姿勢と言われています。一番痛みが出づらい状態です。

 

問題なのは左と真ん中の写真です。

 

左の写真は猫背になり状態が後ろに倒れています。

 

重心がかかとに乗っています。

 

この状態ではもも裏やお尻の筋肉がガチガチに硬くなってしまい、

 

股関節を動かせなくなってしまいます。

 

股関節の前を痛めることが多くなる姿勢です。

 

真ん中の写真はいわゆる反り腰です。

 

良い姿勢だと思われる方もいるかもしれませんが実はあまり良くありません。

 

特に変形性股関節症と診断された方に多い姿勢です。

 

骨盤を前に倒して痛みを少なくしようとするためこのような姿勢をとります。

 

股関節の前の筋肉や筋膜が硬くなり歩くときに股関節を後ろに引けなくなったり、椅子に座る時に足を延ばさないと座れなくなります。

 

こちらも関節の動きを制限されてしまいます。

 

このように筋肉や筋膜が硬くなったり、筋力が低下して姿勢が変わってしまうことにより股関節の痛みが出てしまいます。

 

一度鏡でご自身の姿勢を確認してみて下さい。

 

姿勢が変化することで前後の筋肉でバランスをとれていたのがどちらかが過剰に働き、

筋肉や筋膜、脂肪組織が縮んだり、引き延ばされることによって痛みを引き起こします。

 

さらに、このような状態では筋肉は使えるような状態ではない為、筋力が低下していきます。

 

筋力が低下した状態では自分の体重を支えることが出来なくなります。

 

筋力が低下した状態では関節を自由に動かせなくなります。

 

このようなことが原因で立つ、座る、歩くなどの動きが制限されてしまいます。

 

それを改善するためには、ストレッチや運動が必要です。

 

③改善方法

 

股関節の痛みを改善するにはストレッチと運動が効果的です。

 

どのようなものをやるかは人それぞれお身体が違うので一概には言えませんが、多いパターンとして

 

・もも前のストレッチ

・スクワット

 

が必要です。

 

もも前ストレッチ

               

①横向きで寝て膝を曲げます

               

②上の足を手で持ち後ろに引く。もも前が伸びる感覚が出てきます。

 

こちらを行うことで股関節の柔軟性が出てきて関節の動きが増大します。制限されていた動きが改善されます。

 

スクワット

               

①足は腰幅に開き真っ直ぐ立ちます

               

②股関節から曲げていきお尻の筋肉を伸ばします

   

こちらを行うことで股関節の正しい動きを体に覚えこませます。

   

股関節に痛みがある状態では日々の生活で制限が多くなります。

 

何をするにもいやになってしまうことが多くなります。

 

痛みの無い生活へ戻る為にはまずは自分の体の状態がどうなっているのかを知ることが改善への第一歩だと思います。

 

今回の記事を読んで少しでも気になることがあれば是非ご連絡ください。

 

ARCH Village 石井 涼 【アスレティックトレーナー】

                                 

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