膝の外側の痛みがあるが、レントゲンでは異常がないと診断された浜松の方へ

こんにちは、Athlete Village浜松の椋本です。

 

私は、静岡県、愛知県、沖縄県を中心に店舗を展開するアーチフィジカルケアグループの

Athlete Village浜松に務めております。

私は、アスレティックトレーナーの資格を持っています。

アスレティックトレーナーとは、主に運動指導を得意とするスポーツトレーナーの資格の1つです。

Athlete Village浜松では、姿勢の評価を行い

痛みの原因を説明し、その方にあったリハビリやパフォーマンスアップトレーニングの指導を行っています。

今回は、膝の外側の痛みで悩まれている方への記事となっております。

是非、最後まで読んで下さい!

 

「膝の外側が痛く、

レントゲンでは異常がなかったあなたへ」

 

歩くのはもちろん、正座や階段の昇り降りでも

膝の外側に痛みがある。

膝の外側が痛くて病院に行ったが、

 

『レントゲンで異常はありません』

 

と言われたことはありませんか?

ネットで検索すると

 

「変形性膝関節症」

 

というワードが良く出てくるが

レントゲンでは軟骨がすり減っていたり、

 

「膝の内側に痛みがある」

 

と書かれている記事が多く、

 

『自分には当てはまらない』

 

というお話もよく耳にします。

 

 

変形性膝関節症と診断された方は

こちらへ

 

このまま痛みが変わらないと

日常生活や好きな趣味もする気にならないですよね。

今回は、そんなあなたへ痛みの原因と改善方法を

お伝えします。

 

 

痛みの原因は何なのでしょうか?

もちろん、既往歴や姿勢、生活習慣などによってその人それぞれで原因は違いますが、

レントゲンは、主に骨の状態をみるものなので、

骨の異常がない場合は診断名が出ないこともあります。

 

そのためレントゲンでは問題がない場合でも、

膝周りの筋肉やその他の組織が炎症を起こし

痛みの原因になっている可能性があります。

 

 

今回は膝の外側の痛みを2か所に分けて説明していきます。

よりご自身の痛みに近いのはどちらですか?

 

 

 

①膝の外から後ろ側の痛み

膝の後ろ側には「膝窩筋」という筋肉があります。

膝が伸びた状態から曲げる動きをする筋肉です。

更にスネの骨を内側に向ける機能もあります。

 

 

膝の痛みが出る方の多くは、スネが外側に向いている可能性があります。

実際、左右で見比べてみましょう!

写真の左側の脚が右側に比べて外を向いてるのが分かりますか?

つま先の向きを揃えて膝のお皿の位置関係とスネの向きを確認してみて下さい!

 

では、なぜスネが外側に向いていると痛みが出やすいのでしょうか?

それは、先ほどお伝えしたように

膝窩筋はスネを内側に向ける機能があるからです。

 

スネを内側に向けると膝窩筋は力を発揮します!

逆に、スネが外に向いていると

力を発揮出来なくなります。

 

なので

スネが外側に向いている方は

力発揮しにくい膝窩筋を

無理やり使い膝を曲げ伸ばしすることになります。

 

そして、力発揮が上手く出来ない膝窩筋を無理に動かすことで

膝に痛みが出る可能性があります!

 

 

ですので

痛みを減らすために、膝窩筋を動きやすい状態に戻す必要があります。

 

 

その方法は、ボールで膝窩筋をほぐす事です。

1)膝を伸ばして膝の後ろにボールを入れます。

2)反対の足を上に乗せ体重をかけます。

3)いた気持ちの良い圧を加えながら矢印の方向へ動かしていきます。

1回2分、朝と寝る前に行って下さい。毎日継続すると1週間程度で少しずつ変化がみられると思います!根気強く続けて下さい!

 

 

②膝の外側の少し上の痛み

膝の外側には腸脛靭帯という

骨盤からスネの骨につく大きな組織があります。

腸脛靭帯は太ももの骨の上を移動しながら、

膝を曲げ伸ばさせる組織です。

 

 

痛みが出ている所をご自身で押しながら、

膝を曲げたり伸ばしたりします。

痛みが軽減しませんか?

軽減する方は、

この腸脛靭帯が痛みの原因かもしれません!

 

 

どういうことかというと、、、

膝の曲げ伸ばしを繰り返すことによって、

腸脛靭帯が太ももの骨の上を移動する時に摩擦が起こります。

 

押しながら膝を曲げ伸ばしする事で摩擦が軽減し痛みが減ります。

 

腸脛靭帯と近くの筋肉の動きが悪いと

骨と腸脛靱帯との摩擦が強くなります。

 

そして、腸脛靭帯が炎症を起こし

膝の外側に痛みが発症しやすいです。

 

痛みを減らすためには、動きにくくなった腸脛靱帯と近くの筋肉を動きやすくする必要があります。

 

動きが悪いとは、腸脛靭帯近くにある筋肉が硬くなった状態の事をいいます!

では、どうすれば動きが良くなり、腸脛靭帯近くにある筋肉の硬さが改善されるのでしょうか?

 

それは、硬くなっている筋肉をほぐし柔らかくする事で改善されます!!

 

そして柔らかくするには、

ボールやリリースグッズを使う事がとても効果的です!!

 

では、実際にやってみましょう!

 

1)横向きになり膝の外側にボールまたはリリースグッズを置きます。

2)いた気持ちの良い圧を加えながら矢印の方向へ動かしていきます。

1回2分、朝と寝る前に行って下さい。毎日継続して行って下さい。

 

ほぐす時に痛みが強い方は、動かずに圧を加えるだけでの大丈夫です!!

 

 

今回ご紹介した2か所が改善されても、姿勢や日常生活の癖を改善しなければ

また痛みを繰り返します。

そのため、根本的な痛みを改善するには身体全体のケアが必要です。

痛みがなかなか改善されなければ他の原因が考えられます。

いつでも私たちにご相談下さい。

 

 

「最後に」

痛みがある生活が長いと、その生活が当たり前に思えてきます。

 

そんなことはありません。

 

痛みをなくしたい。

痛みがなくなった後、何をしたいですか?
旅行に行きたい。趣味を満喫したい。

私たちは痛みがなくなった後の目標を一緒に達成するためのお手伝いをさせていただいております。

 

痛みや身体の悩みを私たちに聞かせてください。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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